突き指

突き指

突き指をした時に引っ張ってはいけない！！
突き指はボール競技や、日常生活の中でよくおこるケガのひとつです。よく「突き指をしたら引っ張って治す」といわれますが、あれは間違いです。突き指は、靭帯の損傷、時には指の骨の骨折、脱臼などもあります。このような時に指を引っ張るとケガを余計に悪化させるおそれがあります。
症状にもよりますが、突き指の応急処置として、冷やす、固定をする、安静にする事が大切になります。その後専門家に診せ、治療をする事が大切です

突き指や指の痛みをほおっておくと次のような症状になる場合がございます。当院は症状を判断し当院の分野外と判断した場合は病院を紹介いたします。

マレットフィンガー（ハンマー指変形、ベースボールフィンガー、ドロップフィンガー）

突き指だと思っていても腱の断裂、腱の付着部の剥離骨折の可能性もあります。この場合しっかりと固定などをしないと、指先が曲がった状態で伸ばせなくなる場合があります。

ド・ケルバン病

産後の女性や、親指をよく使う女性に多く発症します。親指の使いすぎによりおこります.親指を動かすを親指のつけねのところに痛み、腫れなどを感じます。

ばね指

指の使い過ぎなどにより、指の付け根の部分で屈筋腱と腱鞘の間で炎症がおきると「腱鞘炎」になります。腱に炎症がおき、太くなることによりひっかりがおき、指を曲げたり伸ばしたりする時に痛みがでたり、曲げ伸ばしが困難になります。また、その時にバネのような動きをするため「ばね指」と呼ばれたいます。
ばね指は更年期の女性や、指をよく使う仕事のかたに多くみられます。親指、中指に多くみられます。